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ライスボウル オービックが3連覇 2013/1/3 (写真あり)

2013年1月3日、東京ドーム(東京都文京区)で第66回ライスボウルが行われ、昨年と同じく、社会人代表のオービックシーガルズと学生代表の関西学院大学ファイターズが対戦した。試合は、オービックが21-15で関学を下し、大会3連覇を達成した。ライスボウルが社会人チャンピオンと学生チャンピオンが対戦する形式となった第37回大会以後、3連覇したのは、日本大学(1989年の第42回大会からの3連覇を達成)に続く2チーム目である。また、オービックは、前身のリクルートシーガルズ時代から通算して6度目のライスボウル優勝となった。

社会人チームのライスボウル制覇は、これで4大会連続。ここ10大会でも、社会人チームは8勝2敗となった。

試合序盤、第1Qにはオービック先制タッチダウンをあげ、7-0とリード。その後、関学も守備を立て直し一進一退の行き詰る展開となった。第2Q終了間際に関学にチャンスがやってきた。関学は敵陣に攻め込むが、第4ダウンを迎え、FGチームを投入。しかし、FGフォーメーションから右奥へのパスを決めるフェイクプレーで、ゴール直前でファーストダウンを獲得。第2Q残り35秒でランプレーによるタッチダウンをあげ、7-7の同点で前半を終えた。

後半、第3Qはオービックのキックオフで開始されたが、関学オフェンスの最初のプレーで、QB畑からのパスをオービックがインターセプト。敵陣で攻撃権を得たオービックは、QB菅原からWR木下へのパスでタッチダウンをあげて、14-7と関学を突き放す。その後は、両チームとも守備が踏ん張り、相手チームをゴールラインに近づけない。

第4Q終盤、関学は自陣深い位置で第4Qを迎えるが、パントフォーメーションからのギャンブルプレーでファーストダウンを獲得すると、QB畑からのパスを主体とした攻撃でテンポよく前進。最後はRB望月のランでタッチダウン。この時点で、関学は13-14と1点差に迫った。そして、TFPで、関学は2ポイントコンバージョンを狙う。QB畑からRB望月へフィールド左側に大きく振るパス。しかし、これはバックワードパスだった。オービック守備陣がボールを確保した望月を倒すために上がる。その瞬間、望月はエンドゾーン内でワイドオープンになったWR小山へ、浮かせるようなパスを投げる。小山は飛びつくようにこのボールをキャッチし、コンバージョン成功。関学が15-14と逆転した。

この時点で、残り時間は3分。オービックは決して焦る必要のない時間だったが、QB菅原がやや不用意に投げたロングパスを関学DB鳥内がインターセプト。関学ベンチは喜び、勝利を手にしたかと誰もが思った。関学は、次の攻撃ではすべてランプレー。積極的にファーストダウンを狙うというよりは、時間を消費する作戦に出た。オービックも2つ残っていたタイムアウトをすべて使い切って、時間を残す。関学のパントをキャッチして、オービックが最後の攻撃権を獲得したときの残り時間は34秒だった。

ここからが、3年連続MVPに選出されることになったQB菅原の真骨頂。わずか2本のパスで敵陣1ヤードにまで迫ると、最後は、エースRB古谷を右オープンには知らせるプレーでTDを獲得し逆転。TFPキックも成功し、得点を21-15とした。このとき、残り時間は10秒。このままのスコアで試合は終了した。

OBIC touchdown
写真: 第4Q のこり0分10秒、ランプレーで逆転タッチダウンを決めるオービック RB 古谷拓也 (20番). 関学ディフェンスは、DB村岡俊亮(16番), DL梶原誠人(90番).

振り返ってみると、試合前は、関学の戦い方に期待が集まっていた。昨年と同じチームの対戦。昨年オービックに敗れているだけに、今年の関学はライスボウルに照準を合わせてシーズンを戦ってきている。地力でオービックの方が上回るというのは関学コーチも認めるところであるが、それだけに、充分な準備をしてくるはず。

関学にしてみれば、おそらく、QB菅原が率いるオービックに2つくらいのタッチダウンを取られることまでは想定していただろう。それを前提として、1点でも上回るようなゲームプランを立ててきたはず。実際に、プランは完璧だった。第4ダウンでのスペシャルプレーを連発しそれらがいずれも成功。逆転に成功した2ポイントコンバージョンも、充分に練られたプレーだった。プランだけでなく、その遂行も完璧だったと言ってよい。ただ、QB菅原が率いるオービックオフェンスは、30秒足らずで40ヤード以上を前進してタッチダウンを決めるという離れ業をいとも簡単にやってのけた。その分だけ、上回っていた。試合後のインタビューで、関学の鳥内監督は、最後のパントが相手チームにとって処理しやすいものになってしまったことに関して、「指示が徹底できていなかった」と悔やんだ。しかし、これは関学コーチ陣を責めるべきものではないだろう。オービックが、決して昨年までの王者の地位に安心せず、むしろ逆に関学のタイムマネジメントからも学び取る姿勢を見せたことが、紙一重での勝利につながった。

テーマ:アメリカンフットボール - ジャンル:スポーツ

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