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[野球,MLB] 1試合で2本の満塁ホームランを打った大リーグ選手

満塁ホームラン、この言葉には独特の響きがある。野球の試合で最も華やかな一瞬と言っても過言ではない。 誰もが打てるものではない。 満塁で打順が回ってくる機会自体が、打者にとってそもそも少ない。 生涯で一度も満塁ホームランを記録することなく、引退していく選手も少なくないだろう。 そんな満塁ホームランであるが、メジャーリーグにおいて、1試合に2本の満塁ホームランを打った選手が、今までのところ、なんと13人もいる。

この記録について、紹介しよう。1試合2満塁本塁打を放つという快挙を成し遂げたのは、次の13人である。

(1)
選手名:トニー・ラッツエリ  Tony Lazzeri
記録した日:1936年05月24日
所属チーム:ニューヨーク・ヤンキース
対戦相手チーム:フィラデルフィア・アスレチックス

(2)
選手名:ジム・テイバー Jim Tabor
記録した日:1939年07月04日
所属チーム:ボストン・レッドソックス
対戦相手チーム:フィラデルフィア・アスレチックス

(3)
選手名:ルディー・ヨーク  Rudy York
記録した日:1946年07月27日
所属チーム:ボストン・レッドソックス
対戦相手チーム:セントルイス・ブラウンズ

(4)
選手名:ジム・ジェンタイル  Jim Gentile
記録した日:1961年05月09日
所属チーム:ボルチモア・オリオールズ
対戦相手チーム:ミネソタ・ツインズ

(5)
選手名:トニー・クロニンジャー  Tony Cloninger
記録した日:1966年07月03日
所属チーム:アトランタ・ブレーブス
対戦相手チーム:サンフランシスコ・ジャイアンツ

(6)
選手名:ジム・ノースラップ  Jim Northrup
記録した日:1968年06月24日
所属チーム:デトロイト・タイガース
対戦相手チーム:クリーブランド・インディアンズ

(7)
選手名:フランク・ロビンソン  Frank Robinson
記録した日:1970年06月26日
所属チーム:ボルチモア・オリオールズ
対戦相手チーム:ワシントン・セネターズ

(8)
選手名:ロビン・ベンチュラ  Robin Ventura
記録した日:1995年09月04日
所属チーム:シカゴ・ホワイトソックス
対戦相手チーム:テキサス・レンジャーズ

(9)
選手名:クリス・ホイレス  Chris Hoiles
記録した日:1998年08月14日
所属チーム:ボルチモア・オリオールズ
対戦相手チーム:クリーブランド・インディアンズ

(10)
選手名:フェルナンド・タティス  Fernando Tatís
記録した日:1999年04月23日
所属チーム:セントルイス・カージナルス
対戦相手チーム:ロサンゼルス・ドジャース

(11)
選手名:ノマー・ガルシアパーラ  Nomar Garciaparra
記録した日:1999年05月10日
所属チーム:ボストン・レッドソックス
対戦相手チーム:シアトル・マリナーズ

(12)
選手名:ビル・ミラー  Bill Mueller
記録した日:2003年07月29日
所属チーム:ボストン・レッドソックス
対戦相手チーム:テキサス・レンジャーズ

(13)
選手名:ジョシュ・ウィリンガム  Josh Willingham
記録した日:2009年07月27日
所属チーム:ワシントン・ナショナルズ
対戦相手チーム:ミルウォーキー・ブリュワーズ

これら13人の選手の中でも、特筆すべきは、なんといっても、1999年4月23日のフェルナンド・タティスだろう。 彼は、その試合における2本の満塁ホームランを、なんと、同じイニング(3rd inning)に記録した。 つまり、タティスは、1イニングで2本の満塁ホームランを打った、最初で(今のところ)最後のバッターである。 ちなみに、この2本の満塁ホームランを打たれたのは、両方とも、ロサンゼルス・ドジャースのチャンホ・パク (Chan-Ho Park, 朴贊浩)、韓国籍の大リーガー(後に、2011年シーズンには、日本のオリックス・バファローズに在籍)であるが、1イニング2被満塁ホームランという不名誉な記録の持ち主である。

また、このときのフェルナンド・タティスの「1イニング8打点」もまた、大リーグ記録である。

また、変わったところでは、2003年のビル・ミラーは、これらの2本の満塁ホームランを、左右両打席から、 それぞれ1本ずつ放った。

さらに変わったところでは、上記の13人のうち、1966年のトニー・クロニンジャーは、唯一、ピッチャーである。 そして、クロニンジャーは、ナショナルリーグで最初にこの記録を樹立した。 その後、ナショナルリーグの2人目の記録達成者(上記のフェルナンド・タティス)が現れるまでには、33年という長い年月を要した。

リーグと言えば、上記の通り、フェルナンド・タティスまでは、ナショナルリーグでの記録達成者は1人だけであった。そして、現在でも、上記の13人のうち、10人がアメリカン・リーグ所属、3人がナショナル・リーグ所属である。そして、それらの対戦相手も、10チームがアメリカン・リーグで、3チームがナショナル・リーグ。インターリーグゲームでは、この記録はまだ達成されていない。

チーム別で見ると、ボストン・レッドソックスの選手が、上記13人のうちの4人を占めてトップ。続いて、ボルチモア・オリオールズが3人で2位。なんと、この2チームの選手だけで、過半数を占めている。 記録達成者は、極端に偏っているのである。

年代別で見ると、1930年代が2人、40年代が1人、50年代は記録なし、60年代が3人、70年代が1人、80年代にはまた記録がなく、90年代に4人(これが最高)、2000年代は2人、そして、2010年代はいまのところ(2012/4/12現在)達成されていない。年代が下るほど記録達成が増えるという単純な発生頻度にもなっていない。 上記の13人のうちで、最も記録の間隔があいているのは、1970年のロビンソンと1995年のベンチュラの間で、その間25年。逆に、最も間隔が狭いのは、いずれも1999年のタティスとガルシアパーラの間で、その間なんと17日(3週間未満!)である。

最後に、もう一点、不思議なことに、上記の13人のうち、実に12人がビジター(away)ゲームでこの記録を達成している。唯一、ホームゲームでこの記録を達成したのが、1999年5月10日のノーマ・ガルシアパーラである。

1試合で2満塁ホームランという華やかな記録にも、詳細に見てみると実に不思議な統計が存在しているのが面白い。

The Baseball Encyclopedia
アメリカ文学と大リーグ

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テーマ:MLB - ジャンル:スポーツ

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